国家公安委員会委員長記者会見要旨
1 日時 令和8年7月16日(木)10:50~10:54
2 場所 警察庁第4会議室
3 概要 本日の国家公安委員会定例会議の状況について申し上げます。案件については、国会の状況についてなどがございました。以上でございます。
問 大臣にお尋ねします。先週ですけれども、金地金をだまし取られる特殊詐欺の被害の急増を受けまして、警察庁と経産省が関係の業界団体に被害防止に向けた対策を要請したとのことです。今回の要請の内容、それから、ねらい、期待される効果、こうした手口に関して国民への注意喚起もあれば、あわせてお願いします。
答 (大臣)今お話ございました、昨年以降、ニセ警察詐欺の手口として、被害者に金地金を購入させるなどしてだまし取る事案が急増しており、本年5月末時点の被害額でございますが、約45億円、1件あたりの被害額は約4,700万円となっております。対策の強化が急務であると認識しております。
そこで、先般、警察庁が、経済産業省と共に、業界団体を通じて、貴金属取扱業者に対して、金地金の売買において不審点がある場合には、躊躇なく最寄りの警察署へ情報提供を行うこと、また、新規顧客に対しては、まずは少額の取引から始めるよう提案するなど、被害の拡大防止に有効と考えられる対策を講じることなどを要請したものと承知しております。
本要請を通じまして、警察と貴金属取扱業者との連携がより一層強化され、金地金を購入させる特殊詐欺の被害拡大防止に繋がるものと期待しているところでございます。
ニセ警察詐欺の被害に遭わないようにするためには、その手口をよく知り、あらかじめ対策を講じておくことが極めて重要であると考えております。
国民の皆様にあっては、警察官が捜査対象であることを電話で告げることや、SNSで連絡すること、また、警察手帳や逮捕状などの画像を送ること、金銭や金地金を要求することは絶対にないので、こうした話を耳にした場合は迷うことなく電話やSNSでのやり取りをやめていただき、最寄りの警察署や警察相談専用電話「#9110」番に御相談いただくようお願いしたいと思います。
また、固定電話での国際電話の利用休止の申込みや、スマホへの国際電話を遮断する機能を有する「警察庁推奨アプリ」のインストールを行い、犯罪グループからの電話を受けないよう、あらかじめ対策を講じていただきたいと思います。