国家公安委員会委員長(代理)記者会見要旨

1 日時 令和8年8月27日(木)10:54~10:57

2 場所 警察庁第4会議室

3 概要  本日の国家公安委員会定例会議の状況について申し上げます。あかま委員長欠席のため、私が記者会見を代理いたします。案件については、令和8年度の政策評価についてなどがございました。以上です。

 

問  長官にお尋ねします。生活道路の自動車の法定速度を30キロに引き下げるという内容の改正道交法施行令が、9月1日に施行されます。一般の利用者にとっても大きな改正かと思いますけれども、今回の改正の趣旨、ねらい、国民への呼び掛けも含めましてお願いします。

答 (長官)自動車と歩行者・自転車との交通事故を防止するためには、主として地域住民の日常生活に利用される生活道路におきまして、自動車の速度抑制を行うことが効果的であり、これにより安全な道路交通環境を確保することが大変重要であると考えております。
 また、過去の調査によりますと、自動車の速度と死亡事故との関係につきまして、自動車の速度が時速30キロメートルを超えますと、歩行者の致死率が急激に高まることが明らかとなっております。
 そこで、このようなことを踏まえまして、令和6年7月、道路交通法施行令を改正いたしまして、中央線や中央分離帯が設置されていない道路等を対象に法定速度を時速60キロメートルから時速30キロメートルに引き下げることといたしまして、令和8年9月1日から施行することとしたものであります。
 これまで警察におきましては、どのような道路が法定速度時速30キロメートルの対象となるかにつきまして、ポスターやリーフレット、ウェブサイト、政府広報ラジオ等を通じた広報啓発に努めてきたところでありますが、引き続き、法定速度引下げに関する周知を徹底して、国民の皆様に御理解いただけるように対策をしっかり講じてまいりたいと思っております。
 最後に、国民の皆様にお伝えしたいことということでありますが、生活道路における事故を防止するためには、「速度を守ること」に加えまして、「生活道路は人が優先」という意識を持って、その道を利用する方を思いやることが大変大切であると思っております。国民の皆様方には、自動車と歩行者や自転車が混在して通行するいつもの道こそ「少しゆっくり」「安全に」という意識を持って走行するようお願いしたいと思います。