定例委員会の開催状況

第1 日 時 平成22年10月7日(木)

午前10時00分 午前11時10分

第2 出席者 葛西、長谷川、田尾、髙木、山本各委員

次長、官房長、生活安全局長、刑事局長、交通局長、

警備局長、情報通信局長

首席監察官、国家公安委員会会務官

第3  議事の概要

  議題事項

(1)人事案件について

官房長から、「10月12日付けを始めとする地方警務官等17名の人事案件について発令していただきたい」旨の説明があり、原案どおり決定した。

(2)「政策課題についての今後の取組み」について

官房長から、今後予定される全閣僚による勉強会への準備として内閣官房より提出を求められた「今後の取組み」について説明があり、その内容を了承した。

(3)監察の取扱い事案について

首席監察官から、「富山県警察における物品購入等に係る不適切な事務処理等事案における監督責任について、国家公安委員会の了承が得られれば、10月8日、元富山県警察本部長を長官注意とする予定である。また、富山県警察は、同委員会の了承が得られれば、地方警務官3名を本部長訓戒等の措置とする予定である」旨の説明があり、原案どおり了承した。

(4)国家公安委員会委員長に対する行政文書開示請求に関する決定について

国家公安委員会会務官から、国家公安委員会委員長に対して9月9日になされた行政文書開示請求に関する開示決定について説明があり、原案どおり決定した。

(5)犯罪捜査規範の一部を改正する規則案等について   

刑事局長から、刑法及び刑事訴訟法の一部を改正する法律の施行に伴い、押収物還付公告令の一部を改正する政令案の内容について報告するとともに、犯罪捜査規範の一部を改正する規則案について説明し、原案どおり決定した。

(6)国家公安委員会への意見・要望文書等の措置について

国家公安委員会あての電子メール、書簡等について閲覧し、回答を要するか否かの判断を行った。回答を要するものについては、内容を一部修正の上、その内容を了承した。

  報告事項

(1)国会の状況について

官房長から、最近の国会の状況について報告があった。

(2)全国殉職警察職員・警察協力殉難者慰霊祭の開催について

官房長から、「10月21日、全国殉職警察職員・警察協力殉難者慰霊祭がグランドアーク半蔵門において行われる。今回新たに合祀されるのは、殉職警察職員4柱、警察協力殉難者8柱である」旨の説明があった。

(3)平成23年度警察庁Ⅰ種及びⅡ種採用候補者の採用内定について

官房長から、平成23年4月1日採用予定の国家公務員Ⅰ種及びⅡ種採用候補者の内定状況について報告があった。

(4)監察の取扱い事案について

首席監察官から、1(3)で説明のあった富山県警察における物品購入等に係る不適切な事務処理等事案に関し、「警察庁は、10月8日、監督責任として、元富山県警察警務部長を所属長注意とする予定である」旨の報告があった。

(5)平成22年秋の全国交通安全運動の実施結果について

交通局長から、「9月21日から30日までの間実施された平成22年秋の全国交通安全運動の期間中における交通事故死者数は、前年比0.8%減の132人であり、期間中、各都道府県警察において、運動の重点等に沿った様々な取組みが実施された」旨の報告があった。

(6)自動車安全運転センター評議員任命の認可について

交通局長から、「自動車安全運転センター法の規定に基づき、同センターから国家公安委員会に対して、2人の評議員任命についての申請がなされたが、適正であると認められたことから、長官決裁の上、評議員の任命について認可の専決処理を行った」旨の報告があった。

(7)2010年APEC首脳会議警備について

警備局長から、「2010年APEC首脳会議の開催に向け、所要の警備を行っている」旨の報告があった。

3 その他

(1)交通局長から、特別会計仕分けに関するヒアリングが実施されることについて報告があった。