定例委員会の開催状況


第1 日 時 平成26年11月6日(木)

午前10時00分 午前11時40分


第2 出席者 山谷委員長、長谷川、髙木、山本、前田、奥野各委員

次長、官房長、生活安全局長、刑事局長、交通局長、警備
局長、情報通信局長
審議官(国際担当)


第3 議事の概要

1 議題事項

(1)人事案件について

官房長から、「警察庁長官の外国出張に伴う事務代理について11
月6日まで延長の発令をしていただきたい」旨及び「11月2日付
け人事案件1名について発令していただきたい」旨の説明があり、
原案どおり決定した。

(2)警察庁長官等の評価手続について

警察庁長官等の評価手続について実施した。

(3)「災害対策基本法の一部を改正する法律の施行に伴う関係政令の整
備に関する政令案」について

交通局長から、現在国会で審議中の「災害対策基本法の一部を改
正する法律案」の施行に伴い必要となる関係政令の規定の整備を行
う標記の政令案について説明があり、原案どおり決定した。

(4)国家公安委員会への意見・要望文書等の措置について

国家公安委員会宛ての電子メール、書簡等について閲覧し、回答
を要するか否かの判断を行った。回答を要するものについては、そ
の内容を了承した。

2 報告事項

(1)国会の状況について

官房長から、最近の国会の状況について報告があった。

(2)平成26年第3四半期における地方警務官に係る贈与等報告書に
ついて

官房長から、「国家公務員倫理法の規定に基づき、地方警務官から
平成26年第3四半期における贈与等報告書が国家公安委員会に対
して提出され、これを国家公安委員会委員長が専決で受理し、この
うち、指定職以上の職員に係るものについては、その写しを国家公
務員倫理審査会へ送付することとしている」旨の報告があった。

(3)現行警察法施行60周年記念平成26年度全国青年警察職員意見
発表会について

官房長から、11月14日に警察大学校において開催予定の「現
行警察法施行60周年記念平成26年度全国青年警察職員意見発表
会」の概要について報告があった。

(4)中国公安部との協議(第7回)の開催結果について

官房長及び審議官(国際担当)から、中国公安部との協議(第7
回)の開催結果について報告があった。

(5)皇太子殿下の第17回全国農業担い手サミットinひょうご御臨
席等に伴う警衛警備について

警備局長から、「皇太子殿下は、11月12日から13日までの間、
第17回全国農業担い手サミットinひょうご御臨席等のため、兵
庫県へ行啓になる予定であり、これに伴い、所要の警衛警備を実施
する」旨の報告があった。

(6)安倍内閣総理大臣の中華人民共和国、ミャンマー連邦共和国及び
オーストラリア連邦歴訪に伴う警護警備について

警備局長から、「安倍内閣総理大臣は、11月9日から11月17
日までの間、APEC、ASEAN及びG20への出席並びに各国
首脳との会談等のため、中華人民共和国、ミャンマー連邦共和国及
びオーストラリア連邦を歴訪予定であり、これに伴い、所要の警護
警備を実施する」旨の報告があった。

3 その他

(1)刑事局長から、特定危険指定暴力団等五代目工藤會に対する事務
所使用制限命令の発出に係る意見聴取について報告があった。

(2)交通局長から、調査研究中の「高齢者講習の在り方に関する調査
研究」の概要及び今後の高齢運転者対策の在り方について報告があ
った。

(3)奥野委員より、「小笠原諸島近海での中国漁船の操業問題に絡み、
中国人船員の上陸等の事案に備え、警視庁が小笠原警察署に警察官
を派遣したと聞いたが、迅速に応援部隊を派遣したのは賢明な措置
だったと思う。小笠原警察署は警視庁の中で一番小さな警察署であ
り、以前、長崎県警察の視察で訪れた対馬の警察署もやはり小規模
の警察署であった。これらのいわば国境の最前線にある警察署は、
従前の日本を取り巻く状況では、このような体制で十分だったのか
もしれないが、今後は離島と国境警備という観点からも警察の体制
を考えていく必要が出てきていると思う」旨の発言があった。