定例委員会の開催状況

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第1 日 時 平成27年3月12日(木)

午前10時00分午前11時40分

 

 

第2 出席者 山谷委員長、長谷川、山本、前田、奥野、川本各委員

金長官、坂口次長、栗生官房長、辻生活安全局長、

三浦刑事局長、鈴木交通局長、橋警備局長、川邉情報

通信局長

濱審議官(交通局担当)、島根審議官(サイバーセキュリティ担当)

 

 

第3 議事の概要

 

1 議題事項

(1)平成27年度国家公安委員会・警察庁交通安全業務計画(案)について

交通局長から、平成27年度国家公安委員会・警察庁交通安全業務計画(案)について説明があり、原案どおり決定した。

 

(2)自動車安全運転センターの定款変更に係る認可の申請について

交通局長から、自動車安全運転センターの定款変更に係る認可の申請について説明があり、原案どおり決定した。

 

 (3)国家公安委員会への意見・要望文書等の措置について

国家公安委員会宛ての電子メール、書簡等について閲覧し、回答を要するか否かの判断を行った。回答を要するものについては、その内容を了承した。

 

2 報告事項

 (1)国会の状況について

官房長から、最近の国会の状況について報告があった。

 

 (2)警察庁長官に対する開示請求に係る決定について(行政機関情報公開法関係)

官房長から、行政機関情報公開法関係の開示請求に係る決定について報告があった。

 

(3)第4回日韓警察協議の開催結果について

官房長から、3月6日に警察庁において開催された第4回日韓警察協議の結果について報告があった。

 

(4)国際緊急援助隊救助チームの国際機関による能力評価について

官房長から、日本の国際緊急援助隊救助チームが大規模災害に際し派遣される各国チーム間の調整等を行う「国際捜索・救助諮問グループ」(INSARAG)から受けた能力評価の結果について報告があった。

 

(5)平成26年中のサイバー空間をめぐる脅威の情勢について

審議官(サイバーセキュリティ担当)から、平成26年中のサイバー空間をめぐる脅威の情勢について報告があった。

 

(6)サイバー補導の現状と今後の取組について

生活安全局長から、サイバー補導の現状と今後の取組について報告があった。

山本委員より、「先ほどの『サイバー空間をめぐる脅威の情勢』にしても、この『サイバー補導の現状と今後の取組』にしても、一般の人に知ってもらうことが非常に有益なのだと思うが、一般の人に知らせる方法として、マスコミに広報すること以外に何か工夫していることはあるか」旨の発言があり、情報通信局長から、「『@police』という、インターネット上のサイトを立てており、ここに警察のセンサーでいち早く確認した脅威の状況などに関する情報を提供している。主に企業のセキュリティ担当の方などはよく見てくれているようである」旨の説明があり、山本委員より、「一般の人からみると、どのようなサイトが正確で信頼ができるのか、できないのかといったことはなかなか区別がつかない実態があると思う。児童の保護者など、インターネットには詳しくはないけれども、正確な情報や、こういったことには気を付けた方がいいというようなことを知りたい人向けに告知できるような方法があればよいと思う」旨の発言があり、情報通信局長から、「御指摘のような方向で、今後も努力してまいりたい」旨の説明があり、山本委員より、「インターネットの世界は、非常に情報があふれていて、どれが本当で正確な情報なのかということが分からないという状況にあると思う。子供を持つ親に、いち早く正確な情報を知らせて自分の身は自分で守ってもらうということが重要であると思うので、是非力をいれていただきたい」旨の発言があり、審議官(サイバーセキュリティ担当)から、「若干補足的に申し上げれば、最近では、インターネットのオークション詐欺の被害なども増えており、そういう被害が広がるのを何とか早く抑えるためウイルス対策ソフトの事業者にも呼びかけ、問題のあるサイトのURLに接続しようとした場合に警告メッセージを画面上に出すような対策も少しずつ進めてきており、今後とも、できる限り有効な広報啓発や警告ができるよう、努力してまいりたい」旨の説明があった。

 

(7)平成26年中における風俗関係事犯の取締状況等について

生活安全局長から、平成26年中における風俗関係事犯の取締状況等について報告があった。

 

(8)「刑事訴訟法等の一部を改正する法律案」について

刑事局長から、平成26年9月の法制審議会答申を踏まえ、今国会に提出される予定の「刑事訴訟法等の一部を改正する法律案」について報告があった。

 

(9)平成26年の暴力団情勢について

刑事局長から、平成26年の暴力団情勢について報告があった。

 

10)平成26年中の犯罪収益移転防止法の施行状況等について

刑事局長から、平成26年中の犯罪収益移転防止法の施行状況等について報告があった。

 

11)兵庫県洲本市における被害者多数の殺人事件の検挙について

刑事局長から、3月9日に兵庫県洲本市内の民家等において5名が死亡した事件について、兵庫県警察は、このうち3名の被害者に対する殺人未遂罪で被疑者を現行犯逮捕した旨の報告があった。

 

12)天皇皇后両陛下の第3回国連防災世界会議開会式御臨席、併せて東日本大震災復興状況御視察に伴う警衛警備について

警備局長から、天皇皇后両陛下が、3月13日から15日までの間、第3回国連防災世界会議開会式御臨席、併せて東日本大震災復興状況御視察のため、宮城県へ行幸啓になる予定であり、これに伴い、所要の警衛警備を実施する旨の報告があった。