定例委員会の開催状況

 

 

第1 日 時 平成30年11月15日(木)

午前10時00分 〜 午前11時30分

 

場 所 国家公安委員会室

 

 

第2 出席者 山本委員長、川本、北島、木村、安藤、小田各委員

栗生長官、中村官房長、露木刑事局長、村田情報通信局長

小田部審議官(生活安全局担当)、田審議官(交通局担当)、小島審議官(警備局担当)

後藤首席監察官

 

第3  議事の概要

 

1 議題事項

(1)「道路標識、区画線及び道路標示に関する命令の一部を改正する命令案」に対する意見の募集について

審議官(交通局担当)から、タイヤチェーンを取り付けていない車両の通行止めを表示する規制標識の新設等を内容とする「道路標識、区画線及び道路標示に関する命令の一部を改正する命令案」に対する意見の募集について説明があり、原案どおり決定した

小田委員より、「標識の近くにタイヤチェーンを取り付けるためのスペースが必要となるのではないか」旨の発言があり、審議官(交通局担当)から、「国土交通省において、タイヤチェーン規制を行う区間を選定しており、チェーンを着装できる場所がある所を始点にすることとしている」旨の説明があった。

木村委員より、「判断が遅れると大雪が降っても間に合わず、身動きが取れなくなってしまうので、標識を出すタイミングについて、気象庁とも連携してしっかり対応していただきたい」旨、安藤委員より、「降雪により車両を通行止めにする場合は、自治体や道路管理者等と連携して早めに判断していただきたい」旨の発言があり、審議官(交通局担当)から、「国土交通省に設置された委員会の「大雪時の道路交通確保対策中間とりまとめ」では、道路管理者がどの段階でどのようなことをするのかというタイムラインを作ることが求められているが、規制のタイミングについては、道路管理者とも連携して適切に判断してまいりたい」旨の説明があった。

川本委員より、「この標識のデザインは、国連の条約とほぼ同じものであるとのことであるが、国民に広く知れ渡るよう広報を行っていただきたい」旨の発言があった。

 

(2)国家公安委員会への意見・要望文書等の措置について

国家公安委員会宛ての電子メール、書簡等について閲覧し、回答を要するか否かの判断を行った。回答を要するものについては、その内容を了承した。

 

2 報告事項

(1)国会の状況について

官房長から、最近の国会の状況について報告があった。

 

(2)「犯罪被害者週間」中央イベント等の開催について

   官房長から、「犯罪被害者週間」中央イベント等の開催について報告があった。

   

(3)監察の取扱い事案について

首席監察官から、埼玉県警察の巡査による詐欺等事案に関し、同県警          

察は、11月16日に同巡査を、及び京都府警察の警部補による強制わいせつ致傷事案に関し、同府警察は、11月15日に同警部補を、それぞれ免職処分とする予定である旨の報告があった。

木村委員より、「非違事案対策については、部外の意見を聴くなどして検討していく必要があるのではないか」旨の発言があり、首席監察官から、「非違事案対策については、採用から学校教養を含めて全体として考えるべき問題と認識しており、部外の方々の御意見も聴きながら検討を進めているところである」旨の説明があった。