定例委員会の開催状況

 

 

第1 日 時 令和元年9月19日(木)

午前10時00分 〜 午前10時40分

 

場 所 国家公安委員会室

 

第2 出席者 武田委員長、北島、木村、安藤、小田、川本各委員

栗生長官、松本次長、中村官房長、白川生活安全局長、露木刑事局長、北村交通局長、大石警備局長、彦坂情報通信局長

難波首席監察官

 

第3  議事の概要

 

1 議題事項

(1)犯罪被害者等給付金の審査請求事案の裁決について

   官房長から、犯罪被害者等給付金の審査請求事案の裁決について説明があり、原案どおり決定した。

   安藤委員より、「判断が難しい事案もあると思うが、専門委員において丁寧な事実認定が行われていると思う」旨、川本委員より、「犯罪被害者に対する支援がしっかりとなされるように、ルールの不断の見直しも含めた対応をしていただきたい」旨、木村委員より、「認定にあたっての判断やその根拠については、分かりやすく納得ができるものであることが重要である」旨の発言があった。

 

(2)「銃砲刀剣類所持等取締法施行規則の一部を改正する内閣府令案」について

   生活安全局長から、ライフル銃の全長に係る規制を見直すための「銃砲刀剣類所持等取締法施行規則の一部を改正する内閣府令案」について説明があり、原案どおり決定した。

   北島委員より、「意見の募集に対する意見の数が少ないのではないか」旨、川本委員より、「意見の募集の実施については、国民に周知されているのか」旨の発言があり、生活安全局長から、「報道機関を通じた広報を実施しており、また、警察庁や電子政府の総合窓口であるe-Govのホームページにおいても広報を行っている」旨の説明があり、木村委員より、「内容についてある程度の理解を得ているために意見の件数が少ない場合もあると思う」旨の発言があった。

   

(3)国家公安委員会への意見・要望文書等の措置について

国家公安委員会宛ての電子メール、書簡等について閲覧し、回答を要するか否かの判断を行った。回答を要するものについては、その内容を了承した。

 

2 報告事項

(1)監察の取扱い事案について

   首席監察官から、兵庫県警察の巡査長による窃盗事案に関し、同県警察は、同巡査長を免職処分とする予定である旨の報告があった。

 

(2)安倍内閣総理大臣のアメリカ合衆国及びベルギー王国訪問に伴う警護警備について

   警備局長から、安倍内閣総理大臣は、9月23日から28日までの間、国連総会出席等のためアメリカ合衆国及びベルギー王国を訪問予定であり、所要の警護警備を実施する旨の報告があった。