定例委員会の開催状況
第1 日 時 令和元年12月12日(木)
午前10時00分 〜 午前11時20分
場 所 国家公安委員会室
第2 出席者 武田委員長、木村、安藤、小田、北島、櫻井各委員
栗生長官、松本次長、中村官房長、白川生活安全局長、露木刑事局長、北村交通局長、大石警備局長、彦坂情報通信局長
難波首席監察官
第3 議事の概要
1 議題事項
(1)人事案件について
交通局長から、自動車安全運転センター役員の選任の認可について説明があり、原案どおり決定した。
(2)「国際連合安全保障理事会決議第千二百六十七号等を踏まえ我が国が実施する国際テロリストの財産の凍結等に関する特別措置法第四条第一項の規定に基づき国際テロリストを指定する件」について
警備局長から、「国際連合安全保障理事会決議第千二百六十七号等を踏まえ我が国が実施する国際テロリストの財産の凍結等に関する特別措置法第四条第一項の規定に基づき国際テロリストを指定する件」について説明があり、原案どおり決定した。
(3)国家公安委員会への意見・要望文書等の措置について
国家公安委員会宛ての電子メール、書簡等について閲覧し、回答を要するか否かの判断を行った。回答を要するものについては、その内容を了承した。
(4)国家公安委員会委員長を代理する者の互選について
国家公安委員会委員長を代理する者の順位について、委員間の互選により、12月12日以降、第1順位木村委員、第2順位安藤委員、第3順位小田委員、第4順位北島委員、第5順位櫻井委員とすることとした。
2 報告事項
(1)監察の取扱い事案について
首席監察官から、関東管区警察局の事務官による会計業務の不適切な執行事案に関し、同事務官を戒告処分とする予定である旨、警視庁の巡査部長による電子計算機使用詐欺等事案に関し、同庁は、同巡査部長を免職処分とする予定である旨、及び愛知県警察の巡査長による道路交通法違反事案に関し、同県警察は、同巡査長を免職処分とする予定である旨の報告があった。
(2)最近の暴力団情勢と対策について
刑事局長から、最近の暴力団情勢と対策について報告があった。
安藤委員より、「特定抗争指定や特定危険指定の適用・延長に当たっては、状況が変化することも踏まえ、適切な運用を心がけていただきたい」旨の発言があった。
(3)安倍内閣総理大臣のインド訪問に伴う警護警備について
警備局長から、安倍内閣総理大臣は、12月15日から17日までの間、首脳会談出席等のためインドを訪問予定であり、所要の警護警備を実施する旨の報告があった。
3 その他
(1)官房長から、令和元年度警察庁補正予算の検討状況について報告があった。
小田委員より、「当初予算と補正予算について、治安情勢を見極めながら戦略的に要求するようにしていただきたい」旨、木村委員より、「災害関連の予算については、復旧だけでなく、防災の観点からも検討していっていただきたい」旨の発言があった。
(2)警備局長から、国際テロ対策の中長期的課題について報告があった。
木村委員より、「国内にいる者による公共交通機関等に対するテロ対策も重要である」旨の発言があった。