定例委員会の開催状況

 

 

第1 日 時 令和2年9月10日(木)

午前10時00分 〜 午前1040

 

場 所 国家公安委員会室

 

第2 出席者 武田委員長、木村、安藤、小田、櫻井、横畠各委員

松本長官、中村次長、露木官房長、小田部生活安全局長、

木交通局長、大石警備局長

 

第3  議 事

 

1 議題事項

(1)人事案件について

官房長から、人事案件について説明があり、原案どおり決定した。

 

(2)国家公安委員会への意見・要望文書等の措置について

国家公安委員会宛ての電子メール、書簡等について閲覧し、回答を要するか否かの判断を行った。回答を要するものについては、その内容を了承した。

 

2 報告事項

(1)監察の取扱い事案について

官房長から、新潟県警察の巡査部長による住居侵入等事案に関し、同県警察は、同巡査部長を免職処分とする予定である旨、富山県警察の巡査による道路交通法違反事案に関し、同県警察は、同巡査を免職処分とする予定である旨の報告があった。

 

(2)クロスボウの所持等の在り方に関する有識者検討会の開催について

   生活安全局長から、クロスボウの所持等の在り方に関する有識者検討会の開催について報告があった。

   安藤委員より、「結論ありきではなく、規制の必要性や方法について、丁寧に議論を積み重ねて結論を出していただきたい」旨、横畠委員より、「銃刀法の改正が受け皿として適当ではないかと思う」旨、櫻井委員より、「規制の必要性については基本的に首肯されるが、規定の仕方について新たなものに適宜適切に規制のかけられる、柔軟な仕組みを構想していく必要があるのではないか」旨の発言があった。

 

(3)令和2年秋の全国交通安全運動の実施について

交通局長から、令和2年秋の全国交通安全運動の実施について報告があった。

   木村委員より、「横断歩道については、歩行者優先であると車の運転手に意識付けしていただきたい」旨、櫻井委員より、「交通安全運動についても、各県の予算状況も含めて実情を把握しながら進めるべきである」旨、安藤委員より、「新型コロナウィルスの自粛の影響で春の交通安全運動では新しい広報の手法が生まれているのではないか。今回は、従来の手法と、その新しい手法の双方を活用し、より実効性のあるものにしていくよう期待する」旨の発言があった。

 

(3)台風第10号に伴う警察活動等について

警備局長から、台風第10号に伴う警察活動等について報告があった。

武田委員長より、「過去の災害の経験を反省材料とし、住民が事前に避難するなどしたことが功を奏したと思う」旨の発言があった。