定例委員会の開催状況

 

 

第1 日 時 令和2年11月5日(木)

午前10時00分 〜 午後005

 

場 所 国家公安委員会室

 

第2 出席者 木村、安藤、小田、横畠各委員

松本長官、露木官房長、小田部生活安全局長、田中刑事局長、木交通局長、大石警備局長、彦坂情報通信局長

 

第3  議 事

 

1 議題事項

(1)人事案件について

官房長から、人事案件について説明があり、原案どおり決定した。

人事評価を実施した。

 

(2)「銃砲刀剣類所持等取締法施行規則等の一部を改正する内閣府令案」等に対する意見の募集について

官房長から、「銃砲刀剣類所持等取締法施行規則等の一部を改正する内閣府令案」等に対する意見の募集について説明があり、原案どおり決定した。

   安藤委員より、「警察等が公的に発行する文書についても押印規制の見直しが検討されているかと思うが、書類の真正性を確保することも重要であるので、今後も充分に検討していただきたい」旨、横畠委員より、「署名押印を廃止し、単に記名で良いとなると、他人が書いたものや印字したものでも通用し、本人性や真正性についての信頼や証明といった点で懸念が残るように思う。行政手続きのオンライン化を推進する上で、電子署名をセットにするという方法が必要になる場合もあるのではないか」旨の発言があった。

 

(3)「犯罪による収益の移転防止に関する法律施行規則の一部を改正する命令案」に対する意見の募集について

刑事局長から、「犯罪による収益の移転防止に関する法律施行規則の一部を改正する命令案」に対する意見の募集について説明があり、原案どおり決定した。

 

(4)「犯罪収益移転危険度調査書」の作成・公表について

刑事局長から、「犯罪収益移転危険度調査書」の作成・公表について説明があり、原案どおり決定した。

   安藤委員より、「概要版の作成や疑わしい取引の届出を端緒とした具体的事例の掲載等、事業者にとって役立つ内容になっていると思うが、今後もより分かりやすくなるよう工夫をしていただきたい。質問だが、犯罪収益移転防止に関して、関係省庁との連携状況はどのようになっているのか」旨の発言があり、刑事局長から、「当方は制度所管省庁として、問題点等に対しては、事業者と直接コンタクトを取る監督官庁とは随時連携をして対応している。今回の調査書作成に当たっても、監督官庁を通じて事業者の要望を聞いている」旨の説明があった。

 

(5)「道路交通法施行令の一部を改正する政令案」等について

交通局長から、「道路交通法施行令の一部を改正する政令案」等について説明があり、原案どおり決定した。

 

(6)国家公安委員会への意見・要望文書等の措置について

国家公安委員会宛ての電子メール、書簡等について閲覧し、回答を要するか否かの判断を行った。回答を要するものについては、その内容を了承した。

 

2 報告事項

(1)国会の状況について

    官房長から、国会の状況について報告があった。

 

 (2)立皇嗣の礼に伴う警備について

    警備局長から、11月8日、立皇嗣の礼が皇居において執り行われる予定であり、これに伴い、所要の警衛警備を実施する旨の報告があった。