定例委員会の開催状況

 

 

第1 日 時 令和3年5月20日(木)

午前10時00分 〜 午前1115

 

場 所 国家公安委員会室

 

第2 出席者 安藤、小田、櫻井、横畠、宮崎各委員

松本長官、中村次長、露木官房長、小田部生活安全局長、藤本刑事局長、木交通局長、大石警備局長、砂田情報通信局長

古谷皇宮警察本部長

 

第3  議 事

 

1 議題事項

(1)人事案件について

    官房長から、人事案件について説明があり、原案どおり決定した。

   人事評価を実施した。

 

(2)「金融商品の販売等に関する法律施行令等の一部を改正する政令案」について

生活安全局長から、「金融商品の販売等に関する法律施行令等の一部を改正する政令案」について説明があり、原案どおり決定した。

 

(3)第5次社会資本整備重点計画案及び第2次交通政策基本計画案について

交通局長から、第5次社会資本整備重点計画案及び第2次交通政策基本計画案について説明があり、原案どおり決定した。

 

(4)「道路標識、区画線及び道路標示に関する命令の一部を改正する命令案」について

交通局長から、「道路標識、区画線及び道路標示に関する命令の一部を改正する命令案」について説明があり、原案どおり決定した。

 

(5)国家公安委員会への意見・要望文書等の措置について

国家公安委員会宛ての電子メール、書簡等について閲覧し、回答を要するか否かの判断を行った。回答を要するものについては、その内容を了承した。

 

2 報告事項

(1)国会の状況について

    官房長から、国会の状況について報告があった。

 

(2)監察の取扱い事案について

    官房長から、埼玉県警察の巡査部長による強制わいせつ未遂等事案に関し、同県警察は、同巡査部長を免職処分とする予定である旨の報告があった。

 

(3)新型コロナウイルス感染症への対応について

    警備局長から、新型コロナウイルス感染症への対応について報告があった。

 

3 その他

(1)皇宮警察本部長から、皇宮警察本部の抜本的強化のための対策について報告があった。

      横畠委員より、「若手職員の出向に当たっては、皇宮護衛官と警察官の職務内容が異なるものであることを踏まえて、出向の目的や趣旨を説明し、職員本人がその意義を十分に理解・納得した上で行われるよう、運用に留意していただきたい」旨、宮崎委員より、「出向で学ぶべき基本目標を設定するとともに、評価基準等も適切に定め、その評価に応じて出向期間等を考慮するようにしてはいかがか。また、出向することにより、皇宮警察本部と都道府県警察の架け橋となり、業務の連携がより進むことを期待したい」旨の発言があった。

小田委員より、「これから目指す皇宮警察の将来像も意識した上で、今回の対策をどのように位置付けるかという観点が必要ではないか。出向や外部人材の登用は良い施策だと思うので、積極的に行い、具体的な効果についての検証もしっかり行っていただきたい」旨、櫻井委員より、「外部人材の登用をどこまで進めていけるかは重要なポイントだと思う。今後も定期的に、業務報告や対策の進捗状況の報告を行っていただきたい」旨の発言があった。

安藤委員より、「抜本的な対策として取り組む際には、急激な変化による混乱を招かないよう十分に配意した上で行うべきである」旨の発言があった。

皇宮警察本部長から、「職員に対して今回の対策の目的をしっかり説明した上で施策を実行し、国民の理解や協力を得ながら業務を行うことの重要性を学ばせるとともに、自分たちの業務にどのくらい役に立つか体感させるようにしてまいりたい。また、施策の効果についてのフォローも適切に行い、適宜またご報告したい」旨、長官から、「皇宮警察の護衛官が現場警察官と共通の意識を持てるよう、各種施策を講じてまいりたい」旨の説明があった。