定例委員会の開催状況
第1 日 時 令和3年7月8日(木)
午前10時00分 〜 午前11時10分
場 所 国家公安委員会室
第2 出席者 棚橋委員長、安藤、小田、櫻井、横畠、宮崎各委員
松本長官、中村次長、露木官房長、小田部生活安全局長、藤本刑事局長、木交通局長、大石警備局長、砂田情報通信局長
小柳審議官(東京オリンピック・パラリンピック担当)
第3 議 事
1 議題事項
官房長から、人事案件について説明があり、原案どおり決定した。
(2)鳥獣被害防止特措法の一部を改正する法律の施行期日を定める政令案について
生活安全局長から、鳥獣被害防止特措法の一部を改正する法律の施行期日を定める政令案について説明があり、原案どおり決定した。
(3)国家公安委員会への意見・要望文書等の措置について
国家公安委員会宛ての電子メール、書簡等について閲覧し、回答を要するか否かの判断を行った。回答を要するものについては、その内容を了承した。
2 報告事項
(1)行政事業レビューにおける公開プロセスの結果について
官房長から、行政事業レビューにおける公開プロセスの結果について報告があった。
宮崎委員より、「事業に要する費用とリスクが相反関係にある場合でも、価格の高低より安全性・確実性が重要な場合があると思う。また、電話専用回線の必要性に関し、データ通信が主流となっている昨今、緊急時にこの専用回線をどう活用するかも含めて検討していただきたい」旨、安藤委員より、「レビューでは有識者の方々が様々な角度から検討されており、非常に有意義な機会だったのではないか」旨の発言があった。
(2)2020年東京オリンピック・パラリンピック競技大会参加選手・役員について
官房長から、2020年東京オリンピック・パラリンピック競技大会参加選手・役員について報告があった。
(3)2020年東京オリンピック・パラリンピック競技大会に向けた対策の推進状況について
審議官(東京オリンピック・パラリンピック担当)から、2020年東京オリンピック・パラリンピック競技大会に向けた対策の推進状況について報告があった。
安藤委員より、「万全の体制を持ってあらゆる対策を講じておられるが、オリンピック・パラリンピックは長期間続くので、職員の心身の健康やモチベーションの維持にも配慮していただきたい」旨の発言があった。
(4)7月1日からの大雨に関する警察活動について
警備局長から、7月1日からの大雨に関する警察活動について報告があった。
櫻井委員より、「熱海市での土石流については、水による自然災害というより、土地や山の管理について問題があるような印象を受けた」旨、宮崎委員より、「二次災害の危険もある中、迅速に警察等が救助活動に当たったことを大変心強く感じた。ところで、災害時の情報伝達については円滑に行えたのか」旨の発言があり、警備局長から、「現場にD−SUT(警察庁災害対応指揮支援チーム)を派遣したことにより、現場との情報伝達は円滑に進んだ。他方、警察・消防・自治体に寄せられる住民の安否情報の一元化等については改善すべき点がある」旨の説明があった。
3 その他
(1)警備局長及び審議官(東京オリンピック・パラリンピック担当)から、2020年東京オリンピック・パラリンピック競技大会に関する警備情勢について報告があった。