定例委員会の開催状況

 

第1 日 時 令和3年11月4日(木)

午前10時00分 〜 午前11時20分

 

場 所 国家公安委員会室

 

第2 出席者 二之湯委員長、安藤、小田、櫻井、横畠、宮崎各委員

中村長官、露木次長、小島官房長、緒方生活安全局長、藤本刑事局長、楠交通局長、櫻澤警備局長、砂田情報通信局長

 

第3  議 事

 

1 議題事項

(1)人事案件について

人事評価を実施した。

 

(2)池田組の指定の確認について

刑事局長から、池田組の指定の確認について説明があり、原案どおり決定した。

 

(3)「道路交通法施行規則の一部を改正する内閣府令案」等について

交通局長から、「道路交通法施行規則の一部を改正する内閣府令案」等について説明があり、原案どおり決定した。

横畠委員より、「パブコメが機能していることを示した事例である」旨、安藤委員より、「施行を10月1日からにすることはやむを得ないが、事業者には、機器の準備ができ次第早めに使用を開始するよう、指導、啓発を尽くしていただきたい」旨の発言があり、交通局長から、「義務付けは10月1日からとするが、事業者に対しては機器の準備ができたところから開始するよう働き掛けをしてまいりたい」旨の説明があった。

 

(4)「道路交通法施行令の一部を改正する政令案」に対する意見の募集について

交通局長から、「道路交通法施行令の一部を改正する政令案」に対する意見の募集について説明があり、原案どおり決定した。

 

(5)国家公安委員会への意見・要望文書等の措置について

国家公安委員会宛ての電子メール、書簡等について閲覧し、回答を要するか否かの判断を行った。回答を要するものについては、その内容を了承した。

 

 

2 その他

(1)刑事局長から、京王線電車内における殺人未遂事件について報告があった。

櫻井委員より、「電車内の凶悪事件が続いているが、警察は事件が発生したら事後的に駆けつけるということか」旨の発言があり、刑事局長から、「このような事件の発生を受け、警察においても各都道府県警察において警戒を強化している。国交省において、鉄道事業者に対する対策を取りまとめると承知しているが、引き続き国交省と連携して対応してまいりたい」旨、長官から、「未然に防止することはなかなか難しいが、一定の警戒をするべき不審者、不審物の対象について、警察の知見を共有するなど、警察としてできる限りの協力をしてまいりたい」旨の説明があった。

宮崎委員より「防犯カメラについていえば、車内に100%完備している事業者と未整備の事業者のばらつきが大きいので、整備を急いでいただくと同時に、犯罪対策という目的とプライバシー保護とのバランスに関して、しっかり議論するべきではないか」旨、横畠委員より、「公共の場所での安全を確保するという観点から検討をリードしていただきたい」旨の発言があった。

 

(2)櫻井委員から、「警察における警備・警護の基準について伺いたい」旨の発言があり、警備局長から、「その時の情勢に応じて、警備・警護をする必要性があれば行っている」旨の説明があった。