定例委員会の開催状況

 

 

第1 日 時 令和3年11月25日(木)

午前10時00分 〜 午前11時25分

 

場 所 国家公安委員会室

 

第2 出席者 二之湯委員長、安藤、小田、櫻井、横畠、宮崎各委員

中村長官、露木次長、小島官房長緒方生活安全局長、藤本刑事局長、楠交通局長、櫻澤警備局長、砂田情報通信局長

 

第3  議 事

 

1 議題事項

(1)人事案件について

人事評価を実施した。

 

(2)国家公安委員会への意見・要望文書等の措置について

国家公安委員会宛ての電子メール、書簡等について閲覧し、回答を要するか否かの判断を行った。回答を要するものについては、その内容を了承した。

 

2 報告事項

(1)次期通常国会提出予定法律案件名・要旨について

 官房長から、次期通常国会提出予定法律案件名・要旨について報告があった。

 小田委員より、「通常の法改正は、現実に事が起きてから、それに対処するために行うものと思うが、今回の道交法は、まだ実現していない段階で法整備しようとする珍しい形の法改正である。誤解を生じないよう、国会においては、そういう仕組みの法律であることを丁寧に説明していただきたい」旨の発言があった。

 

(2)警察行政手続サイトの対象手続の追加について

 官房長から、警察行政手続サイトの対象手続の追加について報告があった。

 安藤委員より、「実際にそのサイトから手続件数が少なくても、手続の対象範囲を広げることは、実績を積む上でも望ましいことである。既に試行で5か月行っているが、利便性等について利用者や警察の担当者から何らかの反応はあるのか」旨の発言があり、官房長から、「まだこのサイトの利用者は少ないが、引き続き、オンラインで手続ができることについて広報に努めてまいりたい。また、申請に来られる方などから、使い勝手等について御意見を伺うことも検討したい」旨の説明があった。

 櫻井委員より、「手続のデジタル化を進めるにあたり、根本的には法律ルール自体をデジタル化仕様に発展させることも視野にいれるべきである」旨、宮崎委員より、「行政手続のオンライン化は、申請する方の利便性と同様に職員側の働き方改革にも利する施策であり、双方のリテラシー向上とあわせて構造改革の視点で発展させていただきたい」旨、小田委員より、「オンラインだけで完了する手続はそれほど多くないので、その点は誤解のないように広報していただきたい」旨、横畠委員より、「オンラインで完結しない場合も多いが、定型的な案件や更新のようなものについては積極的に利用してもらえばいいので、そういうものだということを国民にきちんと理解してもらう必要がある」旨の発言があり、交通局長から、「特に駐車の規制に関しては分かりにくい部分もあるので、どのように分かりやすくできるのか検討してまいりたい」旨、官房長から、「広報については、何がどこまでできるのか事実を正確に情報発信してまいりたい。また、このような対外的なデジタル化の施策を通じて、部内でのデジタル化に関する意識も高めるように努めてまいりたい」旨の説明があった。

 

(3)令和3年度警察庁補正予算(第1号)の検討状況について

    官房長から、令和3年度警察庁補正予算(第1号)の検討状況について報告があった。

    小田委員より、「警察の仕事で今後も比重が増す防災・減災やサイバーの関係で、きちんと戦略的に予算を取れたことを評価したい」旨、櫻井委員より、「少額でもいいので、新たな項目で予算をとれるように努力していただきたい」旨の発言があり、官房長から、「今後、国が責任を持つ分野については、しっかり国費で要求してまいりたい」旨の説明があった。

 

(4)SOS47中央イベント2021の開催について

    生活安全局長から、SOS47中央イベント2021の開催について報告があった。

 

(5)新型コロナウイルス感染症への対応について

    警備局長から、新型コロナウイルス感染症への対応について報告があった。